戸建て住宅のアンテナ工事に必要な日数は?見積もりから施工まで

一戸建てを購入したら、テレビのアンテナも設置することが必要です。専門業者でもない限り毎日アンテナのことを考えてるという人はいないでしょう。アンテナ工事を発注することなんて日本人の平均を考えたら、一生に一度あるか無いかの出来事です。

わからないことだらけのアンテナ工事について、見積もりから施工まで最近の情報を調べてみました。どんなアンテナを選んだらよいかわからないので、アンテナの種類による違いにも触れています。

アンテナの種類によって工事日程は変わるの?

アンテナの種類による工事日程の違いはほとんどありません。アンテナの設置作業だけの場合とアンテナの撤去を含んだ作業を比べた場合、どちらも施工時間は数時間から半日程度です。アンテナ工事を申し込んでから施工完了までの期間も、アンテナの種類によって施工期間に差が出ている業者は確認できませんでした。何より、地デジ用の八木アンテナとBS・CSのアンテナの組み合わせのように、同時に2種類のアンテナを設置するケースが多いのでアンテナの種類による日程の違いは考えなくてもよいでしょう。

アンテナ工事全体に要する日数に差が出るとすれば、その理由はアンテナの種類ではなく、施工する建物の状態、工事をおこなう時期、施工する業者によることが考えられます。施工する建物が、入居前の建築途中の物件で他のアンテナが何も設置されてないところに施工する場合と、すでに何年も住んでいる住宅の場合では古いアンテナの撤去作業という差が出てきます。また3月前後の引っ越しシーズンにアンテナ工事をおこなう場合は施工業者が最も忙しい時期なので、通常の時期よりも日数を要するでしょう。

いちばん影響が出るとすれば、施工をおこなう業者による差です。何社か調べただけでも「即日工事可能」という業者が見つかりました。すぐに施工してくれるのは忙しい方にとっては助かるかもしれませんが、本来は何社かの見積もりを比較してからじっくり決めたほうがよいのではないでしょうか。

アンテナの種類による所用日数にほとんど差がないことがわかりましたが、ここでそれぞれの設置場所について見ていきましょう。

地デジ用・八木式アンテナ
屋根の上や壁面、屋根裏に設置できます。一戸建てでは屋根上の一番高い場所に設置しているのをよく見かけます。

地デジ用・デザインアンテナ
新築の物件によく使われている人気の高いアンテナです。屋根上だけでなく、外壁、ベランダ、屋根裏と設置場所が自由に選べるアンテナです。

BS・CS110度アンテナ
屋根上やベランダ、壁面、窓の外などに設置。南西方向に障害物がないことが重要です。

どのアンテナの設置場所を見てもそれぞれに共通した設置場所があるので、アンテナの種類や単独・複数の設置による差が出にくいと言えるでしょう。

アンテナ工事の発注から設置完了までの流れ

アンテナ工事の発注から工事がすべての取引が終了するまでを確認しましょう。最初は施工業者の選定から始まります。次に業者への問い合わせ、状況調査、見積もり、契約、設置工事の順になります。

・業者の選定
1社だけで決めてしまうのか何社かに見積もりを依頼して決めるのかよく考えましょう。新4k8k右左旋対応アンテナを設置する場合は総務省のウェブサイトで登録業者を検索しましょう。

古い衛星放送用の受信設備を右左旋対応アンテナに交換する時に条件を満たしていれば助成金が支払われます。助成金の申請は申込者に変わって登録業者がおこなう決まりになっています。助成金の対象でなくても、新規に右左旋対応アンテナを設置する時は登録業者を選択した方がよいでしょう。登録業者は総務省の電波漏洩対策に関する最新情報を理解している可能性が高いからです。

・問い合わせ、相談
業者に連絡をして、アンテナ設置の希望内容を伝えます。疑問点があればこの段階ですべて確認します。不具合が出た場合の保証期間は必ず確認しておきましょう。最近は、問い合わせをメールで受け付けている業者も多いです。メールであれば複数の業者に相談しやすいので積極的に活用するとよいでしょう。

・事前調査
工事する場所の調査を行います。設置場所の確認、配線のプラン、受信に必要な機器を決めたうえで工事費を見積もります。

・見積もり、契約
業者から見積もりが提示され調査結果についての説明があります。ここで見積もり金額と調査結果にすべて納得したら契約をします。

・アンテナ設置
予定された日程で作業がおこなわれます。アンテナ設置、機器類とケーブルの接続、最後に視聴テストをおこない問題がなければ工事終了です。

・支払い
支払う時期は施工業者によって違います。施工前か施工後に支払うのかは最初の問い合わせの際に確認しておきましょう。

以上が、アンテナ工事の流れになりますが、問い合わせからアンテナ設置までの期間は業者によって差が出ます。早い場合は「即日工事可能」の業者がいるとお伝えしましたが、通常は3日から1週間程度かかるようです。

工事の日程が延期されるケース

通常は、予定された日程で工事がおこなわれますが、悪天候により作業の足場が確保できなかったり危険が伴う場合は延期されることがあります。作業日程が延期される場合でも、施工業者は現地を確認したうえで延期の判断を下すことが多いようです。

業者側の都合で延期となるケースもあります。工事途中で予定になかった部品や機器類が必要になり、それが当日中に準備できないために工事が延期されたケースです。とくに地方の小規模営業の業者だと部品によっては調達が困難になるため仕方がないですね。

悪天候・悪条件、業者側の都合以外にも、申込者の自己都合で延期する場合があります。当日や前日に工事日の延期を申し出て追加料金が発生するかもしれないので、自己都合の延期について追加料金が発生するか事前に確認しておきましょう。

大規模震災のような予測できない災害の場合も工事をすることができません。これは延期ではなく工事が中止になってしまう可能性がありますが、理由の一つとしてあげておきます。

この中では、悪天候で足場が確保できなくてアンテナ工事が危険なため延期になるケースが最も多いと考えられます。しかし工事業者は気象予報を考慮したうえで工事日程を決めているので、悪天候が原因で工事が延期になる可能性はとても低いと言えるでしょう。工事日程の延期に関して、あまり心配する必要はなさそうですね。

まとめ

戸建て住宅の場合、アンテナ工事は申し込みから1週間程度かかると考えておけば安心です。ただし引っ越しシーズンのピーク時は所要日数が長引いてしまう可能性があります。

アンテナ工事を発注する際の重要なポイントとしては、早め早めに疑問点や問題点、不明な点を業者に聞いておくことです。アンテナ工事で要望する「テレビの台数」「設置場所」「設置アンテナ」などすべて伝えておきます。そして契約内容と料金を確認し自分の要望がすべて満たされているか確認し、納得した上で契約書にサインしましょう。

工事の日程が延期される心配も、通常ではなさそうです。ただ、自己都合で延期した場合に追加料金が生じるのか確認はしておきましょう。