地デジを見るのに必要なアンテナ、UHF

2003年から始まったアナログ放送から地デジ放送への移行に伴い、それに付随する対応テレビや受信アンテナについて、いろいろな角度から考えます。

UHFアンテナにはどのような特徴があるのか、VHFアンテナとどういう違いがあるのかなど、これからアンテナを設置する予定の方もそうでない方も知識として知っておくといいでしょう。

VHF・UHFアンテナの仕組みの違いと共通点

テレビを見るとき受信する電波の波長や特性に合わせ、アナログ放送はVHFアンテナ、地デジ放送はUHFアンテナを設置します。

VHFとは「超短波」と呼ばれる電波で、テレビで受信する波長は90MHz~222MHzの帯域に12チャンネル割り振られていました。
ラジオのFM放送もVHF放送の一つです。
形状としては棒状の太い中心フレームに直角に細い管がばらばらに出ているのが特徴です。

これに対しUHFアンテナは棒状の太いフレームに出ている直角の細い管が同じ長さで出ていて専門家でなくとも見分けがつきます。
UHFとは「極超短波」と呼ばれる電波で、テレビでは470MHz~770MHzの帯域を使い、13~62チャンネルが割り振られていて、現在の地デジ放送で必要なアンテナとなります。

形状が似ているので設置工事はVHFアンテナと同様です。

地デジ受信用UHFアンテナのメリットとデメリット

地デジの視聴にはUHFアンテナを設置して見るか、CATV経由で見るかの2つの方法がありますが、現在は前者の方が一般的になっています。

UHFアンテナのメリットとしては受信画像が鮮明であり、チャンネル数が大幅に増えた事と情報入手が簡単になり他のデジタル機器との連携が可能になった事が挙げられるでしょう。
デメリットとしてはUHF帯は電波の直進性が強く、山陰や高層ビルなど遮蔽物がある場合受信環境が低下するというところです。

UHFで見られない場合はCATVを使うことで見ることができますが、月額料金が発生してしまう所が多いです。

また、有線のため通信障害が発生すると見られなくなることもあるようです。
もし、電波から離れた地域に住むのであれば受信環境にあわせてUHFアンテナかCATVを使うか考える必要があると思います。

新たにUHFアンテナを設置する時の工事の流れ

就職や転勤など時期には引越しして新しい家に住む事になります。
引越し先でテレビを見るときはUHFアンテナの工事を行わなければなりません。
引越し先で困らないようにするためにも、アンテナ工事の大まかな流れについて知っておきましょう。

まず、設置業者を探し、問い合わせします。
次に住居者立会いの下で現地調査を行い、電波の強度や設置場所の位置、屋内配線状況の確認をして見積りを出して貰い、納得したら施工を依頼します。
電波強度にあわせて調整し、配線と接続をすれば完了です。

八木式の場合、屋根の上や高所での作業がありますので、部屋の片づけや物干し竿の撤去など業者が安全に工事できるような配慮が必要です。
現地調査を行って電波状況が悪く強度が低い場合にはブースターを使うこともあります。

その際は追加料金が発生する可能性があるので、業者の説明を理解したうえで設置するようにして下さい。

まとめ

UHFアンテナは地デジ放送見るために欠かせないツールです。
「極超短波」と呼ばれるUHFは画像が鮮明でかつチャンネル数も大幅に増えたのが特徴です。

また、VHFアンテナからUHFアンテナに切り替えて設置する時には受信環境を考慮しアンテナ工事の施工を依頼する事になります。
電波の受信環境を確認して電波が弱い場合はCATVを使って視聴する事も可能です。

工事を依頼する際は相手の業者が信頼できる所かどうかを確認してから行うようにしましょう。

この記事をシェアする