アンテナの種類に違いはあるのか。また、選ぶ際のメリット・デメリットとは何か。

アンテナはテレビを見る為にはかかせないものですので、家を購入したり、建てたり、引っ越したりした際には、最初に選ぶ必須アイテムだと思います。ただ、希望によって選ぶ種類が変わると言う事はご存知でしたでしょうか?例えば、安価でキレイに映れば良い方、見た目が最優先の方、様々な番組を楽しみたい方、それぞれの希望に合った選び方が必要です。そうした時どの様に選べば良いのかを、代表的な3つの商品で比較検討していきます。

八木式アンテナのメリット・デメリット

八木式アンテナは発明者の名前から取ったもので、「Yagi Antenna」と言えば世界で通じるワールドワイドな商品だと言います。

最大のメリットは、何と言っても電波の安定度が突出している事で、弱電界から強電界まで幅広く使用できます。弱電界は電波塔が遠く離れている場合ですが、それでも受信し易いという事です。

昔はVHFアンテナでしたが今はUHFアンテナが主流であり、耐風、耐雪にも優れており風速50mでもOK。しかも錆びにくい素材を使用している為、海沿いの塩害にも強く、長く使用できます。

更に、屋根、壁面、屋根裏と、取り付けの選択肢もあります。そして角度調整ができるので環境に左右され難い、強受信・安い・丈夫の3拍子揃った強ものです。

ただデメリットとして、見た目が魚の骨の様で美観という点では難ありでしょう。屋根に太陽光パネルが設置してある場合も、屋根への設置は困難です。

選び方としては、安価、受信が最優先という方にはこちらをお勧めします。

デザインアンテナのメリット・デメリット

今や地デジの主力商品となっているのが、このアンテナであり、最大のメリットは3種類の中で群を抜いてオシャレという事です。外壁の色に合わせられる4色が揃い、目立たなくも、また目立たせる事もできます。

しかも耐久性が非常に高く、基本的には壁面に設置するのですが、家が倒壊して壁面が崩れでもしない限りは無事だと言いますから驚きです。

デメリットは受信度が弱く、屋根裏への設置や弱電界での設置が困難と言う事でしょう。また、コンクリートのむき出しの様な壁にも設置はできません。他、八木式よりは価格帯が高くなりますし、八木式の様に高さが出せない為ブースターの使用率が高いという事もあります。

しかし今は非常に高性能となっているので、オシャレに敏感な方々は、ほとんどコチラを選ぶという事です。

BS/CSアンテナのメリット・デメリット

良く聞く「パラボラアンテナ」というのがこちらです。丸い円盤の様なものですね。衛星放送という、宇宙からの電波をキャッチする為のアンテナです。

最大のメリットは、地上波とは違い宇宙からの電波は広範囲に電波を送れるので、障害物の影響をほぼ受けませんし災害に強いという事です。南南西が開けていれば日本中どこででも見られると言います。

しかも、地上波にない多種多様な番組を見られ、それも24時間視聴可能です。最新の4K8Kも視聴できますし、今後も番組はドンドン増えて行く様ですので将来性はかなり高いと思います。ただ、4K8Kに対応していない従来型(2KBSデジタル・ハイビジョン)は、新しい規格対応の受信機が必要となります。

デメリットとしては方角、角度が厳密に決まっており、南南西に開けた設置スペースが取れない場合は設置が困難だという事です。価格帯も、八木式より高価となります。

こちらは、とにかく色々な番組を楽しみたいという方には打ってつけのアンテナではないでしょうか。もちろん、将来性も有望である事は間違いありません。

まとめ

一億総中流と言われていた昔の街中は、どの家の屋根にも魚の骨の様な八木式アンテナが立っており、しかも家々はほぼ平屋か2階建てであったので、さぞや電波は隅々まで行き届いていた事と思います。いえ、それでも台風がくればテレビ画面にシマシマが入ったりしておりましたが…。

現代の高層ビルが立ち並ぶ中、ビルの谷間を縫って電波を届ける技術は驚嘆に値します。ましてや、宇宙からの電波でテレビ見るなどとは想像だにしなかった事です。

それらが叶う時代ですから、ご自分の好みに合わせたアンテナを選び、存分にテレビライフを満喫して頂きたいと思う所存であります。

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