アンテナを設置する際に気をつけるべき注意点とは

テレビは、アンテナを立てたら「もう映る」と言う訳には行かない様です。電話と同様に配線工事も必要ですし、アンテナからテレビまでの間に色々な機器が設置される事もあります。ですから注意点として、業者に依頼する場合は商品代金の他に設置費用もかかります。アンテナ以外の機器が必要なら、その代金も上積みされますから、前もって測定や見積もりを出してもらってから予算を立てるのが正解の様です。

アンテナの寿命と耐久年数 

アンテナの耐久年数は、一般的に10年と言われています。ただし、これは寿命ではありません。アンテナの寿命は、その設置場所や設置環境に左右されますので、10年より長くも短くもなるという事です。

まず、日光が長く当たり高温になる場所はアンテナにとって良い環境ではありませんし、逆に極寒な気候で積雪のある場所も苦手でしょう。積雪のある所で屋外に設置する場合は、雪の重みに耐えられる形状のアンテナを選ぶ必要があるかもしれません。

また、アンテナは風雨に強い設計になっているとはいえ、やはり風雨は劣化を早めます。特に台風の様な強風に晒すのは故障の原因となってしまいますし、更に塩害がある地域は通常の風雨より一段と劣化を進行させますので、台風や塩害の多い地域では屋根裏への設置が望ましいと言われています。

ただ、この場合は電波強度などの条件が整っている事が必要です。

分配器・分波器・ブースターの必要性

ブースターの役目とは「弱った電波を強く補強してくれ、正常に受信できる様にしてくれる」事です。地形的に山間部だとか電波塔が遠いなど電波障害が起きやすい所の場合、大規模マンションや自宅にテレビ数が多くて1台に対する電波が弱くなってしまった時などに必要となります。ただし必ず必要とは限らないと言いますので、専門業者などに電波状況を測定してもらうなど相談をお勧めします。

次に分配器ですが「複数のテレビに、電波を等分に分けて配る」役割であり、各テレビが全チャンネルを受信する為には欠かせない機器との事です。

名前が似ている分波器は「ゴチャ混ぜになって送られてくる、地上デジタル放送と衛星放送(BS/CS)の電波を振り分ける」という役割で、分配器とは目的が違います。特に集合住宅では各部屋に、1本のケーブルで両方が混ぜ合わさった状態の電波が送られてくるので、周波数を分けないとキチンと映らない時がある様です。

分配器は電波の分配損失が高いが、分波器は分配器ほどの損失はないとの事ですので、ブースターの必要性も変わってくる様です。しかし、分配器を分波器の代わりに使用する事があっても、その逆はできませんので注意が必要です。

自分で取り付け工事は可能?

自分で取り付ける事は可能であり、コストが抑えられるメリットはある様です。ただ配線工事も必要な為、電気工事の知識や経験がある方でないと難しいと言います。

また、ご自身で行う場合に注意した方が良いのが、周辺環境への配慮や工事した際の雨漏り対策についてです。屋根上に設置する場合は、下を通る歩行者を視野に入れ台風時に備えての強化も必要ですし、下手にアンテナを留めるネジを埋め込むと雨漏りの原因となってしまうと言います。

他、取り付け金具、支持材、ケーブルなどに加え、ブースターや分配器が必要になる場合もあります。また、電波状況を正しく把握する為の測定器も不可欠でしょう。

そういった条件などを良く考慮し、ご自身の予算と専門業者の見積もりを比較検討した上で決める事が大切だと思われます。

まとめ

アンテナは一度設置したら、一生使い続けられるものではありません。ですが、どうしてもテレビと違って、目に入らない所にあるアンテナやその周辺機器は忘れがちですね。耐久年数は10年と言われていますが、状況によってはそれよりも早くメンテナンスをする事が必要になる場合もある様です。

特に海沿いにお住まいの方は、本体のみならず周辺金属部分の錆が大敵だそうです。故障や劣化の原因になりますし、そればかりか錆の進行が原因で台風時に倒壊する事もあるという事です。

定期的なメンテナンスはアンテナの寿命を延ばしてくれますので、まずは古い部品を活かして工夫をしてくれる、良い業者を探す事から始めたらいかがでしょう。

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