マンションやアパートでも4kを楽しめる?アンテナ工事と選び方

きれいな画像でテレビを楽しみたい。4k放送は2018年から実用放送となり、チャンネル数も増え視聴者にとっては選択肢がさらに増えました。これまでのBS/CS衛星放送との違いは何でしょうか。マンションやアパートで視聴するときにどんなアンテナ工事が必要になるかご存知ですか。これから導入しようと考えている方、今BS/CS衛星放送を視聴している方で今後4k放送をご覧になりたい方へ、アンテナ工事を依頼する前に確認してほしいことや選び方について解説します。

 

これまでのデジタル放送と4k放送の違い

4k放送は超高精細度テレビジョン、「スーパーハイビジョン」と呼ばれ、今までのハイビジョンの約4倍の画素数で、動きのある映像はより滑らかに、音声もより臨場感がある音響が体験できるということです。画素数が大きければ画像としてはきれいに見えるという認識ですが、映っているものがクリアに見え、キレのある映像が視聴できます。

2017年からBS/CS放送、ケーブルテレビ局、IPテレビで試験放送が始まり話題になりました。2018年からそれぞれ実用放送が始まっています。総務省では普及を進めていて、2020年には多くの視聴者が楽しめる予定です。視聴には、専用の衛星放送アンテナ、外付けのチューナーか、チューナー内蔵のテレビが必要です。

対応テレビでは一部が視聴できるだけで、本放送である右旋4k放送の視聴ができません。専用のアンテナと同軸ケーブル、HDMIケーブル、チューナーが必須になります。現在自宅でBS/CS衛星放送を楽しんでおられる方は、チューナーや内蔵テレビの購入、周辺機器の点検や交換で視聴できるようになります。

 

マンションやアパートで4k放送を視聴するには?

マンションやアパートで放送を楽しみたい場合、アンテナ工事はどうなるのでしょうか。個人で設置する前に、マンションやアパートでアンテナを管理会社が管理しているところは、共同受信アンテナの改修工事をするのか、または予定があるのかを確認してみてください。すでにBS/CS衛星放送を導入している場合は、専用チューナーか内蔵テレビ購入でアンテナ工事は不要です。個人で設置する場合は、共同受信アンテナで受信している電波の種類を大家さんに確認し、工事の許可をもらいましょう。

従来のBS/CS衛星放送アンテナで、4k放送(右旋円偏波)の視聴が可能です。チューナーを買い足すか、チューナー内蔵テレビかレコーダーがあれば視聴できます。BS放送のすべてのチャンネルが受信できていない場合は、アンテナや周辺機器の交換が必要になることがあります。アンテナの形は従来のパラボラアンテナと変わりません。現在販売されている衛星放送アンテナを見ると、従来のBS/CS衛星放送アンテナと混在しています。新しくアンテナを取り付けようと考えている方は、説明をよく読んで購入しましょう。

これからは4k/8k衛星放送対応アンテナがメインになってきます。従来の右旋円偏波に加えて、左旋円偏波を使用します。左旋円偏波は右旋円偏波に比べて周波数帯域が広く、高い周波数を受信します。このため、古いタイプのブースターや分配器、壁面端子、同軸ケーブルが傷んでいると周囲に電波が漏れ出すことがあります。そうなると、無線LANへの干渉や4k放送にも影響が出たりします。アンテナ購入の際には、左旋円偏波の受信に対応できる周辺機器の同時購入をおすすめします。

 

4kアンテナ工事で知っておきたいこと

本放送が始まったからといって、慌てて今まで使っていたBS/CS衛星放送アンテナを買い直す必要はありません。アンテナ工事で手を加えるのも不要です。一部の放送(右旋円偏波)を視聴するのに必要なものとして、専用チューナーやチューナー内蔵テレビ、レコーダーがあることを知っておきましょう。

マンションやアパートでは、個人で行う場合アンテナの設置場所が限定されます。主にベランダへの設置になりますが壁面への穴開けを避けて設置する方法があります。新たにアンテナを設置する場合は8k放送(左旋円偏波)も見据えて購入するのかによっても対応する周辺機器や同軸ケーブルが変わります。

どちらのアンテナにするのか工事のことも踏まえて考えてみてください。古いブースターや分配器などの交換で入居中のときは、タンスの後ろや天井裏など普段は触らない場所に設置していることが多いようです。アンテナ工事の際には外の工事だけではないので、新規に取り付ける場合は大掛かりな工事になってしまうことも想定しておいたほうがよさそうです。

4k放送を楽しむ方法は一つだけではありません。賃貸でアンテナ工事が無理な場合は、ケーブルテレビ局と契約することで視聴する方法もあります。それぞれの環境に合った方法で楽しみましょう。

 

まとめ

これまでのデジタル放送と違うのは、2kの約4倍と言われている画素数、スーパーハイビジョンでキレのある映像が楽しめる部分です。今までBS/CS衛星放送アンテナで視聴している方が視聴するには、専用チューナーかチューナー内蔵テレビ、レコーダーがあれば、新たにアンテナ工事しなくてもOKだということがわかりました。マンションやアパートで新しく導入しようと考えている方は、共同受信アンテナの種類の確認を忘れずに。もし個人で行う場合は、アンテナ工事と屋内配線のすべてを新しくすることを前提に話を進めましょう。

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